二人で当直の時、

また何かがきっかけで、四宮と言い合いになった。

四宮の言葉にむかついて、おもわず彼の手を取って

壁に押さえつけてしまった

「取り消せよ!」

「やだね。なにムキになってんのさ」

両手の動きを封じられていても

その口から出てくる言葉は冷静で、スマートで、

なんだかすごくむかついた。

すると、急に四宮が微笑んだ。

口元に浮かんだ笑いは、こっちをバカにしているようで、

ひどく頭の中がカッと暑くなった。

その時、どうしてか四宮の顔が

ひどく艶やかに見えた。

冷たく整ったこの顔を、歪ませてやりたい。

キス、したら、

どんな顔するだろう。

…そう思ったら、どうしてもその顔が見たくなった。

四宮はこっちをバカにするように

口元に笑みを貼り付けたまま、動こうともしない。

なんだか臆病者とそしられているような気がする。

無言のその唇に、

本当は噛みつくようにキスしてやりたかったけど、

そっとやさしく重ねてみた。

 

顔を離すと、

四宮は一拍置いて何の動揺もなく

「なにしてんのさ」と言った。

ああ、負けた。と思った

 

 

 

かな〜り昔に妄想したまま、腐るまで暖めていたテル四ネタ…。
はじめは漫画で描こうと思ったのですが、うまくまとまらないので小ネタに……。
なんつうか…絵がうまくなりたいです。上の描いていてつくづくそう思った。