人物紹介
(第一章からの登場順)

 

クローブ・ガーリック

聖ネルティス神官学校の生徒。
ではあるが、あまり神官には向いていない性格をしている。
好奇心が強く、どこにでも首をつっこむ…加えて猪突猛進。
後先考えずに行動を起こし、常に物事を深く考えない。
トラブルメーカーの彼は、教師達の悩みの種である。
一応主人公。

 

ローリエ・ジンジャー

同じく聖ネルティス神官学校の生徒であり、
クローブのルームメイト 兼 親友。運が悪い。
本人は全然あくの強い性格ではないのだが、
いつもクローブと一緒にいるため、回りの者はセットとして扱うことが多い。
信心深く、几帳面。
時々小言を言う癖があり。

 

カルダモン教諭

クローブ達の担任の教師(=神官)。
教師になって、まだ三年くらいの若造。
真面目な性格であり、本人はかなり何事にも一生懸命。
だが、不器用なため、裏目に出ることも多し。
クローブにはいつも振り回されている。

 

エルディーク

黒き闇王エルディーク。
聖ネルティス神官学校の地下に封じられていた悪魔。
ネルティスに封じ込められたという話だが、真相は定かではない。
実は、魔界の三大悪魔の一人であり、相当の実力者。
魔王に傾倒している。
意外と人がいい。面倒見がよい。
今回の探偵役。

 

パプリカ・タイム

クローブ達のクラスメートで、クラスの紅一点。
見事なまでの赤毛。
性格は姉御肌であり、気が強い。
クローブ達のことを弟分のように扱っている。
クローブに負けず劣らぬ好奇心の強さ。

 

グリッセ・ニートロ

クローブ達のクラスの級長を務める。
女性のような愛らしい顔立ちをしているが、
れっきとした男性である。
普段はポウッとした天然タイプであるが、
時にいつもからは想像もつかないような芯の強さを見せる。
父親と折り合いが悪いらしい。

 

ヴァニラ・エッセン

クローブ達のクラスメートで、グリッセのルームメイト。
おっとりした、坊ちゃん坊ちゃんした性格で、人がいい。
育ちがいいらしいが、父親は居ないとのこと。

 

リッズ

謎の男。
癒しの天使ネルティスの記念日である
聖癒祭の前々日に学校に姿を現した。
今のところ正体、身元、全て不明。
蜂蜜色の髪ととらえどころのない笑顔を携え、
いつも水晶のバラを持っている。

 

オレガノ教諭

聖ネルティス神官学校の教師(=神官)の一人。
やせぎすの外見に加え、性格は真面目温厚、
カルダモンのよき先輩であり相談役。
年はそろそろ30半ばにさしかかったところで
人がよいのを買われて校長にしばしば都合よくこき使われている。

 

ターメリック校長教諭

聖ネルティス神官学校の校長を務める神官。
第一級神官の資格を持つ。
年はそろそろ50代半ばといったところだが、
たっぷりと身体にぶら下がっている脂肪のため
実際よりも少々老けて見られる。
体重がゆうに100kgを越す巨漢だが、
身長は170に満たない。
なかなかちゃっかりした性格であるが、
面と向かって文句は言われても深い恨みを買う性格ではない。

 

カーオン・テルメオツ

聖ネルティス神官学校の大時計が壊れたため
修理を頼まれた麓の街の時計工。
逐一山を登って修理に来ているのに
手間賃が貰えないのに不満を述べている。
実は、事件の中で重要な役割を…???

 

 

ラッセル・ハウン

山の麓の守護神殿、ヒューライ神殿に籍を置く
守護神官で、事件の捜査と
犯人の確保のために学園に訪れる。
非常に女性にもてるが
本人は大の女嫌い。27歳。

 

 

フロールァ(ビーストマスター)

ヒューライ神殿から来た守護神官の一人で、
ラッセル・ハウンの現在の相棒。
常に慇懃無礼。
先祖代々、ある種の獣を育て増やしており、
事件を解決するのに役立てている。
しかし今回は獣が役に立たないことが判明。

 

 


癒しの天使ネルティス

聖ネルティス神官学校であがめている
"癒しの天使"ネルティスのイメージ図。